金融商品の仕組みや、
お金を増やす方法なんて、
働いていない、
投資をしたことがない学生に、
必要のない話です。
学生に必要な金融教育は、
この2つだけです。
本日のブログは、
学生に必要な金融教育は、2つだけ
について。
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
祖父江 仁美です。
自己紹介は、コチラ。
ライフステージが変わっても、
自分らしい働き方・生き方を
自分の力で実現する女性を増やすこと
をミッションに活動しています。
2024年2月15日(木)1y_vol.113
先日、YAHOOニュースに、
このような記事が
転載されていました。
金融教育受けた わずか7%
という記事。
2022年4月から
高等学校教育課程の中に、
金融
というカテゴリーが入り、
学校の中には、
外部から専門家を招致し、
講義をするところも増えてきたけど、
金融教育は、
世間的にみると
普及段階
という感じです。
今後は、
政府と金融機関で新組織を設立し、
専門家を派遣する仕組みを整え、
広げていくそうです。
この新組織に関しては、
個人的に思うことがあって、
普及段階では、
広げられる人を増やすことに、
越したことはないですが、
ある程度、
広がってきたら
新しい問題が、
出てきそうだなと
私は、感じております。
政府が想定している
専門家というのは、
日本証券業協会や銀行協会、
金融広報委員会などの機関に所属する
FPなど。
もちろん
優秀なFPもいるけれど、
講習を受けただけの資格持ちが、
派遣されるケースが、
増えていきそうで怖いです。。。
投資をしたことがない、
相談・講師などの実務経験がない、
FP資格のみ保持している人ね。
だから
投資教育を受けた学生が増えれば、
政府の考えが浸透するのかといったら、
疑問です。
そして
講習を受けたFPが、
何をしているかといえば、
金融商品の仕組みや、
リスク管理、投資の方法などを
話すんです。
私も
次回の講習を受けたら、
政府公認の「認定アドバイザー」
になる予定ですが、
仕事を委託するかは、
まだ迷っています。
話す構成など、
個人で決めていいなら、
引き受けてもいいけど・・・。
働いていない、
投資をしたことがない学生に、
そんな話は、
必要あるのかなって。
2023年、
20校の学校(うち1校は、非常勤)を回り、
学生に必要な金融教育は、
2つだけ
と気づきました。
学生に必要な金融教育は、
- 簡単には儲からない
- そんなうまい話はない
の2つ。
お金を増やすこと、
資産形成の必要性は、
社会に出たら、
進んで学べばいいと思います。
何でこの2つを
伝えないといけないかというと、
道を踏み外し、
知らない間に、
詐欺に加担してしまったら・・・。
こういった状況に陥った時、
取捨選択が、
いかにできるか
金融教育では、
投資のテクニックではなく、
生きる力を育む、
本質の部分を伝えていかないと
意味がないと思います。
人生の中に、
仕事などのライフステージがあり、
その上で、
金融リテラシーがあった方が、
人生がより楽しくなるだけで、
- 簡単には儲からない
- そんなうまい話はない
の2つを伝えながら、
人生は、投資より楽しい
この言葉だけ、
学生に伝わればいいかなと。
新NISAがはじまって、
ビットコインも増えてきて、
それに乗っかって、
投資をはじめるのも
その人の生き方。
でも、
新NISAバブルがはじけた時、
どうするの?
- 簡単には儲からない
- そんなうまい話はない
政府の考えが、
どのくらい浸透するかは、
私たちの
捉え方だったりします。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
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