個人事業主なら補助金の活用は、絶対にした方がいい!
2021年は、私も小規模事業者持続化補助金低感染リスク型(ビジネス枠)を活用し、オンラインサイト制作とセミナー用のモニターを購入しました。
補助金が下りるまで1年近くかかったせいか、ちょっとしたおこづかいが入った気分です。立て替え時期が長くて大変だったなー(苦笑)
補助金の申請って採択を通すよりも実績報告の方が大変じゃないですか。
実績報告っていうのは、ツールを購入した後に補助金事務局へ報告することです。
この記事では、小規模事業者持続化補助金の実績報告が大変だった話を書きました。参考になれば幸いです。
小規模事業者持続化補助金とは
小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者等が、販路開拓等に取り組む費用の一部を補助する制度です。
昔からある補助金なんだけど、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、さまざまな業種がダメージを負ったことやコロナ対策用の補助金も出ていて、申請する人が増えたんですね。
- 一般型
- 一般型(創業枠)
- コロナ型(2020年)
- 低感染リスク型ビジネス枠(2021年)
などです。
私は、低感染リスク型ビジネス枠を申請しました。
実績報告の感想の前に、どのように申請したか補助金が下りるまでの手順を紹介いたします。
補助金が下りるまで
立て替え時期があるから、本当に欲しいツールがなければ、無理して買う必要もないね。
自分で申請してみると専門家に頼む理由もわかります。補助金代行業者が、ここ1~2年で増えたのも納得です。
手間だもの(笑)
自分のことは、後回しになっちゃって、補助金が下りるまで約1年近くかかりました。
手順① GビズID取得
補助金は、ほとんど電子申請に切り替わったので、申請に必要なGビズIDプライムの取得が必要です。
取得に2週間~3週間ほど要します。
補助金申請に間に合わない場合、暫定GビズIDというのを取得すれば、申請可能です。
2022年補助金の獲得に動くなら、早めに取得しておいた方がいいですね。
手順② 事業計画書と必要書類の準備
所定の事業計画書を作成します。
購入したいツールが、補助金の目的に精通するように書きます。
自社の概要、強み、経済動向、自社の理念、購入したいツールと効果などを記載します。所要時間は、集中すれば2時間ほどで作成できると思います。
不安な方は、お金を払って専門家に依頼するといいかと思います。
他、申請時に必要な書類を準備しておきます。
すぐに取り出せるようにしておくことが大事ですね。
手順③ Jグランツで補助金申請
準備が整ったら、Jグランツという補助金サイトから申請する補助金を選択し、期日までに申請します。
締め切りギリギリになるとサイトが重くなるので、余裕を持って申請した方がいいですね。
申請の所要時間は、20分くらいでした。
採択結果が出るまでドキドキしたなー。
手順④ 採択結果、交付決定通知書が届く
採択通知書と交付決定通知書がJグランツに届きます。
採択していても、何かしらの不備を修正しなきゃいけない場合もあります。
交付決定通知書に、交付決定額と補助額が記載されています。
交付決定通知書が届いたら、いよいよツールの購入です。
手順⑤ ツールの購入
私は、オンラインサイトとセミナー用のモニターを購入しました。
サイトは、お世話になっているサイト制作者と一緒に別の機会で紹介させていただきます。
手順⑥ 実績報告
ブログ書くの疲れてきた・・・(笑)
所定の報告書、購入ツールのエビデンスなどを用意してJグランツから実績報告を行います。
購入ツールのエビデンスですが、
- 見積書
- 発注書(電子サインの控え、自分で作成したもの)
- 納品書
- 請求書
が必要です。
日付が、交付決定日から期日までのツールになるので、注意が必要です。個人的には、発注書なんて普段作成しないので、めんどくさかったです(笑)
他、WEBサイトや動画であれば、制作したものが確認できるURLやスクショ。モニターや空気清浄機などは、オフィスに設置した際の写真などが必要です。
マニュアルがあるので、難しくはないですよ!
所要時間は、45分くらいでした。
実績報告が、一番苦労しました。
もっと大きな補助金を申請する時は、私もプロに依頼しようと思います。仕事しながらやるもんじゃないですね(笑)
その後、細かな不備や事務局からの指摘がいくつかあり、2回の再申請をしました。細かい指摘にイライラしました(苦笑)
手順⑦ 精算払請求書の作成 申請
実績報告でOKが出たら、精算払請求書を提出します。
銀行名、支店、口座番号、口座種類、口座名義人がわかる通帳の写真が必要となります。
この作業は、10分ほどです。
申請後、2週間~3週間ほどで支払通知が届きます。
支払い通知が届いたら、1週間以内に所定の銀行に補助金が入金されます。
小規模事業者持続化補助金を申請してみて感じたこと
はじめてJグランツから申請して、スピーディな申請になったと感じます。
私のような小さな会社は、どんどん活用していくべきです。
懸念点としては、ツールを購入する際にお金の立て替えが必要になります。
手出しが減るとはいえ、建て替え期間が苦しい人も出てくると思います。
欲張らず、事業に必要なツールだけ購入しましょう。
10ヶ月間は、小規模事業者持続化補助金の申請は不可です
小規模事業者持続化補助金を一度活用したら、10ヶ月間は空けないといけません。
ご注意ください。
小規模事業者持続化補助金は、実績報告の方が大変だった まとめ
何だかんだで、1年近くかかっちゃいました。
サイト制作も早めに取りかからないといけなかったです。採択して満足しちゃって、後回しにするとギリギリになっちゃいますね。
補助金の採択を通すだけじゃなく、実績報告までがセットです。
実績報告は、何度も不備と差戻しで大変だったけど、補助金が入金された時は、やっぱり申請してよかったなと思うので、これからも上手に付き合っていきたいと思います。
小規模事業者持続化補助金は、実績報告の方が大変だった話でした。最後までお読みいただきありがとうございました。