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最大100万円!小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)

最大100万円 小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)

3月31日に発表された小規模事業者持続化補助金の低感染リスク型(ビジネス枠)の申請がはじまっております。

最終締め切りが、2022年3月9日(水)17時00分です。

同時期に出ている事業再構築補助金は、ハードルが高い・・・。そんな方は、小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)を狙っていきましょう。

  • 補助金って起業したばかりでも申請できるの?
  • どんなツールを購入することができるの?
  • 書類の書き方が、難しそう・・。
  • 一般型と低感染リスク型(ビジネス枠)の違いって何?

はじめての補助金申請ってわからないことだらけですよね。

この記事では、はじめて補助金を申請する人に向けて、小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)について書きました。参考になれば幸いです。

最大100万円!小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)

さすけん

補助金って一度も申請したことないんだよなー。よくわからないし。人を雇用している会社じゃないともらえないと思っていたよ。

じん

小規模事業者持続化補助金は、昔からある制度です。昨年のコロナをきっかけに申請する人が増えたんですよね。創業1年未満でも申請できるんですよ。

私には、関係ないと申請を諦めていたりしませんか。個人事業主(小さな会社)こそ事業計画を立てて、補助金を資金調達の手段として活用してほしいです。

小規模事業者持続化補助金は、新型コロナウイルスをきっかけに申請する人が増えたので、最近はじまったものと思われがちですが、昔からある(はじまりがH26年)補助金の一つです。

2021年は、一般型と低感染リスク型と2つ出ています。

補助金の仕組みと低感染リスク型(ビジネス枠)について書いていきます。

補助金の目的とは?

補助金ってどういった目的で出ているものなんでしょうか。

よくある勘違いが、給付金のようにタダでお金がもらえるという考え方です。

図のように補助金は、経済産業省から出ています。経済産業省の役割は、国の起業促進(国をよくする活動)ですね。経済を回す活動です。

経済を回すということは、企業が儲からないといけません。

企業は、儲けるために事業計画を立てます。その計画に必要な設備やツールに対して、一部補助金という形で国が援助してくれます。補助金は、納税が見込まれる企業に投資されるものと思ってください。

補助金と助成金の違い

補助金と似たようなお金で、助成金というものがあります。

助成金は、厚生労働省から出ているお金です。人材育成(雇用継続、教育など)を目的に申請することが多いです。補助金と助成金は、提供元も目的も違います。

補助金は、助成金と違い人を雇っていない個人事業主(小さな会社)でも条件を満たせば申請できるお金です。

助成金・補助金には、審査があります。難易度としては、補助金の方が予算が限られているので難しいです。

助成金は、就業規則がある、賃金を上げる予定があるなど一定の条件に該当すれば、必ず受け取れます。

対して補助金は、条件を満たしても事業計画の内容や予算の都合で、受け取れない場合があります。

なぜ申請しないのか

さすけん

誰でも申請できそうだけど、どうして補助金を狙わないんだろう。

補助金が、創業1年未満でも申請できるお金だということを説明してきました。使わない手はないと思うんですが、申請をチャレンジされる方って少ないんですよねー。

どうしてだと思いますか。

理由は2つあります。

情報を知らないこと

1つは、情報を知らないことです。

日本には、自治体から出ているものも含めると年間で3,000種類くらいの補助金・助成金があります。ですが、情報が行き届いておらず、私たちが情報を掴みにいかないといけません。

私たちにとって都合のよいことは、あまり教えてくれないですからね。

一時支援金、事業復活支援金などの国からの支援金もそうですね。

https://jin-design-official.com/268/ https://jin-design-official.com/455/

国もDX化を目指しているもののアナログな部分があります。自治体のWEBサイトをみたり、専門家に相談したりと自発的に情報を知りましょう。

申請がめんどくさいこと

もう1つは、申請がめんどくさいことです。

事業計画書もどうやって書いたらいいかわからないって方もいますね。

今回の小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)もやることがいくつかあります。

まず、gBizIDプライムの取得が必要です。

小規模事業者持続化補助金は、Jグランツからの電子申請になるので、ログインするためのgBizIDプライムが必要となります。

次に申請書類の作成です。

項目に沿って、事業計画書を作成します。申請するツールと計画の整合性が取れていないと採択が通りにくくなります。補助金の目的に合わせて事業計画を作成し、申請しましょう。

申請後、約1か月半後くらいに補助金の採択結果が出ます。ですが、採択・交付決定が出たらすぐに補助金が振り込まれるわけではありません。補助金は、後払いになるので一時的に建て替えが必要になります。

ツールを購入後、実績報告を国に提出した後、補助金が振り込まれます。実績報告も見積書、発注書、納品書、請求書とツールごとに必要となります。

じん

やること結構あるんですよねー。詳しくは、公募要項を読んでね笑

小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)について

補助金が出ている目的に合わせて事業計画を作成すればいいので、現時点で売上げが多い企業だからとか歴史がある企業だからとか関係ないんですね。

今回の低感染リスク型(ビジネス枠)は、接触回数を減らして事業継続していきたい企業には、ぴったりの補助金です。最大100万円の補助額って大きいですよね。

低感染リスク型(ビジネス枠)の目的について

公募要項には、小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)の目的は、以下のように書いてあります。

小規模事業者が経営計画及び補助事業計画を作成して取り組む、感染拡大防止のための対人接触機会の減少と事業継続を両立させるポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入等に関する取組を支援するもの

公募要項P2より

ポイントは2つです。

  • 対人接触を減らす計画と事業継続
  • ポストコロナを踏まえた新ビジネスやサービスに必要な経費であること

対人接触を減らす計画と事業継続

非対面ビジネスへの転換やテレワークなどで事業継続する形になります。

例えば、対面の商談をオンライン会議ツールを活用して非対面で行うだけで対人接触を減らし、事業を続けることができます。

飲食業だと店内イートインを減らし、テイクアウトを強化するなどです。

ポストコロナを踏まえた新ビジネスやサービスに必要な経費であること

新型コロナウイルスの感染防止ができる新しいサービスを考えます。

例えば、物販や商品販売のためのカート付きWEBサイトを制作などです。

補助対象者について

  • 補助対象者・・・法人、個人事業主、一定の条件を満たすNPO法人など
  • 対象者ではない・・・農業者、医師、歯科医師、助産師、任意団体、宗教法人、医療法人など

ほとんどの人が、対象となります。

補助上限と感染防止対策費について

補助額は、上限100万。補助率は、4分の3になります。

128万(税込み)のツールを購入するために補助金を申請し、採択が通った場合、交付決定額が128万、補助額が100万になります。

200万(税込み)のツールを購入するために補助金を申請し、採択が通った場合、交付決定額は200万ですが、補助額は100万です。

50万(税込み)のツールを購入するために補助金を申請し、採択が通った場合、交付決定額は50万、補助額が37.5万です。

補助対象経費の中に、感染防止対策費を経費の4分の1(上限25万)計上してもOKです。

補助率が、4分の3って有難いですよね。WEBサイトやサーモグラフィー、デジタルサイネージなど自己資金で捻出するのは難しいツールも補助金を活用して準備できたらいいですよね。

必要書類について

公募要項法人の場合、直近の貸借対照表と損益計算書が必要となります。

個人事業主の場合、税務署の収受日付印のある直近の確定申告書第一表、第二表、収支内訳書または、 所得税青色申告決算書※電子申告した場合は「メール詳細(受信通知)」を印刷したもの。

創業1年未満は、開業届が必要になります。

経費と経費の条件について

導入ツールは、

  1. 機械装置等費
  2. 広報費
  3. 展開会等出展費(オンラインによる展示会等に限る)
  4. 開発費
  5. 資料購入費
  6. 雑役務費
  7. 借料
  8. 専門家謝金
  9. 設備処分費
  10. 委託費
  11. 外注費
  12. 感染防止対策費(補助額の4分の1 上限25万まで)

です。WEBサイトやチラシ、リスティング広告などの広報費や新商品開発にかかった費用、専門家のコンサルなどが対象となります。

オンライン講座をされる方は、動画機材や電子黒板などが人気ですね!

経費の条件は、公募要項に以下のように書いてあります。

1、補助対象経費の全額が対人接触機会の減少に資する取組であること(感染防止対策費を除く)

2、使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費

3、原則、交付決定日以降に発生し対象期間中に支払が完了した経費

4、証拠資料等によって支払金額が確認できる経費

5、申請する補助対象経費については具体的かつ数量等が明確になっていること

公募要項10Pより

です。

欲張らず、目的に合わせて事業計画を作成し、必要な経費分だけ申請しましょう。

Jグランツからの電子申請になります

小規模事業者持続化補助金は、Jグランツからの電子申請になります。

今後、電子申請が当たり前になってくると思います。IT導入補助金や事業再構築補助金もJグランツからです。

Jグランツからの電子申請で、gBizIDプライムのIDとパスワードが必要となります。

仮に今年の補助金は申請しない場合でも、今後のことを考えてgBizIDプライムだけでも取得しておくことをオススメします。

最大100万円!小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)まとめ

利益を上げるには、どうしたらいいだろう。

環境は変わらないので、私たちの方が変化していかないといけません。

新しいサービスをはじめる時や新商品を開発する時、資金が必要となります。資金調達の手法として、ぜひ補助金を活用してください。

小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)の最終締め切りは、2022年3月9日(水)17時00分が締め切りです。

公募要項やフォーマットなどは、下記リンクを参照ください。

はじめて補助金を申請する人に向けて、小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)について書きました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

小規模事業者持続化補助金 低感染リスク型(ビジネス枠)URL:https://www.jizokuka-post-corona.jp/

gBizID取得ページURL:https://gbiz-id.go.jp/top/

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