お盆休みということで、仕事に必要な作業を進めております。
小さな会社なので、経理作業も税理士に外注することなく、全て自分で取り組んでいます。経費の使い方や家計のお金とのバランスを確認して、ムダ遣いを極力なくすようにしています。
少しは、成長したかな?苦笑
定期的に経理をしていると支払い期限の確認ができます。
公的保険もその中の1つ!
今は、国民年金をクレジット扱いにしていますが、請求書払いだった時は、うっかり支払うのを忘れたことがあります。
1年くらい未納でも大丈夫かな
未納は、絶対ダメ!
国民年金や健康保険は、資金繰りが苦しくても絶対に払うのをやめてはいけないお金です。
未納は、絶対ダメ!です。
この記事では、年金未納のままだとどうなるかについて。参考になれば幸いです。
年金未納が危ない理由
受給するのが、65歳以降と考えると1か月くらい払わなくてもいいやって思う時ありますよね。
会社員・公務員の場合は、毎月のお給料から厚生年金が天引きされているので、未納になることはありません。
自営業(フリーランス含む)の方は、うっかり未納になることも。もし未納の期間があるのなら、2年間は追納することができるので、さかのぼって支払ってください。
未納のままだと危険です。以下をご確認ください。
①遺族年金、障害年金が受給できない
交通事故にあって障害を負ったり、亡くなった時に遺族が受け取れる年金が受給できなくなります。
1級障害者の場合。年間976,125円、2級障害者の場合、年間780,900円、遺族基礎年金が受け取れます。
障害基礎年金の場合、初診日の前々月までの1年間に未納期間があると受け取れなくなります。
転職のタイミングなどで支払いを忘れていることもあるので、気をつけてください。
②最終催告状が届く
国民年金を未納のまま放置すると「最終催告状」が届きます。
指定期日までに未納分の保険料を全額納付しないと強制徴収する旨が記載されています。よほどのことがなければ、強制徴収はありませんが、恥ずかしいですね。
どうしても支払いが困難な時の対策
資金繰りが悪化して、年金を支払うことができない場合は「保険料免除制度」や「保険料納付猶予制度」を活用しましょう。
①保険料免除制度
所得が一定額以下の場合や失業して支払うお金がない場合に活用できる制度です。
免除される額は、全額・4分の3・半額・4分の1の4種類になります。
「納めたくない」という個人のわがままでは、活用することはできません。
保険料免除制度は、納めることが免除になるだけで、将来の給付に関しては、減額されます。
②保険料納付猶予制度
20歳~50歳未満の方の前年度所得が一定額以下の場合に保険料の納付の猶予される制度です。
役所に行って、猶予申請をしてください。
免除・猶予後に「追納」することも可能
保険料の免除・納付猶予や学生納付特例の承認を受けた期間がある場合は、保険料を全額納付した場合と比べて年金額が減額されます。
※猶予や学生納付特例の期間は、年金の受給資格期間として計算されますが、年金額には反映されないので注意ください。
免除・猶予された保険料に関しては、後から納付(追納)することも可能です。
追納することで、老齢基礎年金の年金額を増やし、納めた年金は所得控除の対象となります。
余裕が出てきたら「追納」しましょう!
年金未納が危ない理由 まとめ
長々と書いているけど、ちゃんと払えってことだね
請求書支払いにしているとうっかり忘れちゃうことも。未納を防ぐために、クレジットカード支払いや口座振替扱いに変更するのもオススメです。
また月払いを年払いや半年払いにして、まとめて支払うことも可能です。
未納は、絶対ダメです!
年金未納が危ない理由について書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。
参考URL:【日本年金機構HP】https://www.nenkin.go.jp/service/kokunen/menjo/20150331.html