フリーランス女子にとっては、分岐点と言えるインボイス制度について。
BtoB(対法人)で仕事をしている人の多くが、インボイスを取って仕事をすると思うので、支払い義務のなかった消費税が発生してきます。
詳しくは、コチラを参照ください。
資金繰りが悪化する個人事業主(フリーランス女子含む)も多いと思います。
このインボイス制度ですが、登録すると国税庁専用サイトに掲載されます。
それも自宅兼事務所のような形で働いている人にとっては、大きな壁ですよね。
この記事では、インボイス制度によって本名や住所がバレてしまう懸念点について書きました。参考になれば幸いです。
インボイス制度！本名がバレたくないフリーランスはどう乗り越える？
クリエイターさんてペンネームで活動している人が多いよね。大問題じゃない？
ネットでも話題になっていますね。
それが嫌で、インボイス登録するか悩んでいる人も多いですね。
人気Vtuberさんとか住所を特定されてストーカー行為？なんてこともありえそうですね。
副業で本名隠して仕事している人やニックネームで活動しているクリエイターさんは、注意が必要です。
インボイス=フリーランス潰し
と言われている背景ですね。
なぜ本名や住所が特定されるのか
インボイスに登録すると適格請求発行事業者の公表サイトに登録されます。
個人事業主の場合「氏名又は名称」の欄には、本名が掲載されます。
屋号や事務所の住所は、任意でOKです。自宅兼事務所の人は、住所は公開せずに登録できます。
住民票に通称や旧姓が記載されている場合は、その名前を掲載することも可能ですが、通称は外国籍の方のみで、ニックネームは不可のようです。
うそーん。
適格請求発行事業者の公表サイトは、登録している方の掲載がはじまっております。現時点では、拡散防止するしか方法がなさそうですね。
本名がバレないようにするには・・・
本名のネット公開は、現時点では避けられません！
なので、事業者間で秘密保持契約を結ぶなどの対策が必要です。
あとは、信頼できる事業者と取引しましょう。
「この有名なライブ配信者と仕事しているんだぜ」みたいにネットで情報を晒すような、変な業者とは付き合わないことが懸命です。
インボイス登録しないとどうなるか
本名を公開したくないって方は、インボイスを取らないという選択も持っていいかと思います。
ただし、企業(課税事業者)から仕事を受託している人なんかは、インボイス取ってないなら今後の取引はしないと契約を断られる可能性もあります。
インボイス制度！本名がバレたくないフリーランスはどう乗り越える？ まとめ
企業が取引業者を選ぶのと同時に、僕たちも取引先を選んでいかないといけないね。選び過ぎて仕事がなくなるのも嫌だけど。
おこづかい稼ぎしているなんちゃってフリーランスは、どちらにしても減りそうだから悪いことばかりじゃないですけど。
インボイス制度を機に、フリーランスが潰されると言う人もいますが、逆を言えば・・・
いい加減なフリーランスが減る
という企業側のとってはいい面も！
制度がはじまる2023年10月に合わせて手続きするなら、2023年3月31日までの手続きが必要です。インボイスの懸念事項なども踏まえて、手続きしてください。
支障が出る人も多そうだから、本名を隠すことも後々出来るかもしれません。続報を待ちましょう！
インボイス制度によって本名や住所がバレてしまう懸念点について書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。
【参考URL】
国税庁専用サイト：https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
適格請求書発行事業者公表サイト：https://www.invoice-kohyo.nta.go.jp/
