名古屋市長選挙。
減税と同じく、
争点になるのが、
名古屋城の木造再建。
各候補の
公約をおさらいすると..
緑の党、
東海共同代表の
尾形慶子さんは、
反対。
戦後復興の象徴で、
耐震補強をして生かすべき
とのこと。
日本保守党の
広沢一郎さんは、
賛成。
河村前市長の
意思を継ぎ、
木造復元を進めたい考え。
前参議院議員の
大塚耕平さんは、
調査して
市民の皆さんが、
納得する解決策を
話し合って見出したい。
という考え。
名古屋城の天守は、
2018年から
老朽化・耐震性の関係で、
閉鎖されていて、
入場(大人:500円)は、
できるけど、
お城の中には、
入れない状態。
そのため、
名古屋市(河村前市長)が、
目指したのは、
名古屋城の木造再建。
しかし、
鉄筋コンクリートで、
再建された天守を
解体して
木造で再建を試みようと
考えたものの、
文化財としての
保全が求められる
石垣の扱いで、
計画は停滞し、
ついでに、
2023年3月、
障がい者のバリアフリー問題で、
ひと悶着あり、
※これは、河村前市長が気の毒だった。。
文化庁へ
計画提出が延期され、
止まっている状態。
んで、
今(2024年11月)に至ると。
誰かが、
押し進めないと
前にも後ろにも
進めない状態なの。
忠実に再現・再建と
河村前市長が語るなら、
図面が
残っているのか
という話なんだけど、
これは、
勘違いしている人が多い。
名古屋市民は、
家康公が、
建てた図面が
残っている
それをもとに、
木造再建を試みている
と勘違いしている人が、
一定数いる。
天守の図面、
存在しないの!
残っているのは、
1993年以降に
名古屋市が写真を撮って
設計された
実測図面のみ。
中の図面は、ない。
※正式には、平面図のみ。
ということは、
今回の木造再建も
専門家が、
他のお城を参考にしながら、
設計された図面で、
再建を試みようと
しているので、
専門家が
設計したということは、
建築基準法とか
消防法とか
守られて
設計されているもの。
避難階段もあるし、
木造強化ハイブリッド構造も
しっかりと。
ん?
んん???
何をもって、
忠実な再建なの?
となってこない?(笑)
再建の定義を
名古屋市民に伝えないと
絶対に、
大きな問題が出てくる。
だから
先日、広沢さんの考えを
聞きにいったのに・・・
この人は、
自分の意見が、
まじでないと思ったので、
少し残念だった。
※私、個人の意見です。
とても
不安になったし、
鉄骨の上に
建てようとしている天守を
木造復元と
言っていいのか。。
そして
石垣の問題。
石垣は、
文化財の1つ。
石垣は、
上から荷重がかかって、
安定するもの。
だから
文化庁が、
石垣の調査をしてから
ちゃんと
補強をしてから
進んでくださいと
伝えているのに、
調査もせず、
解体・再建をしようと
しているから、
名古屋城の再建が、
止まっていると。
障がい者の
バリアフリーがないとか
反対勢力がとか
止まっている理由は、
そんな
単純な問題じゃないことは、
知ってください。
- 木造再建の定義
- 石垣の調査報告
- 市民への説明責任
この3つを
責任をもって実行してくれる
次の市長を選ばないと
前に進めて
ほしくないというのが、
私の意見。
すでに
資材調達されている
木造や部品。
今は、
倉庫管理されていて、
約1億円の保管料
を名古屋市は、
毎年、垂れ流している状態。
問題が解決されて
稼働しても、
名古屋城を
再建するのに、
約10年は、
かかるらしい。
毎年200万人は、
来場しているから、
お城に入るのに、
1人1,000円として、
入れなくなった
2018年から
完成まで約17年。
来場者200万
×1,000円×17年
=340憶
340億円
観光収入を
放棄している計算。
これは、
名古屋市民が、
知らなきゃいけない
大きな
問題だと思う。
任期の間で、
何をどこまで進めるのか、
候補者の考え、
しっかりと聞いてほしい。
名古屋の皆さま、
争点となっている
減税や名古屋城の再建を
正しく理解し、
名古屋市長選挙に、
足を運んでください。