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第三号被保険者の廃止による課題とは

第三号被保険者の廃止で専業主婦はどうなる

会社員の
扶養に入っている
配偶者のことを

第三号被保険者

と言います。




国民民主党の
基礎控除を178万に
引き上げ案
で、

第三号被保険者を
完全廃止??

という議論が、
話題になっていますね。




納税しない
専業主婦(主夫)は、
お荷物なのか??

第三号被保険者が廃止されるのか?
お荷物じゃないよ..涙

専業主婦(主夫)も
立派な職業ですよ。




先日のブログで、

働き方の選択は、
各家庭で決めればいい!

と書いたのだけど、

106万を超えてはたらくと社会保険料が発生し、手取りが減ってしまう
106万の壁、所得確保か老後の年金か 103万の壁の議論が多方面で行われていて すごく面白い! 先日のブログで、 https://jin-design-o...

身体が弱くて
フルタイムで働けないとか

子どもに
障害があるとか

転勤族の妻(夫)だとか




何かしら
理由があって

働かない選択をしている
主婦(主夫)もいるから



そこは、
尊重して考えましょ。。



でも、

専業主婦 ≒ お荷物
じゃなくて、

国は、
警笛を鳴らすという意味でも、
廃止を検討しています。




警笛というのは、
老後の年金のこと。





老後の年金が、
100万未満だと

税金など
差し引かれるものが、

意外と多いの!

あんま知られてないけど・・




この先の
物価上昇を加味すると

働くという選択で、
年金対策すること
は、
頭に入れておいた方がいいです。




お給料と一緒で、

老後の年金は、
満額が使えるわけじゃ
ありません。




年金受給者になっても、

  • 所得税、住民税
  • 復興税
  • 社会保険(健康保険、介護保険など)

などが、
差し引かれるから、




年金100万で、
65歳~74歳の間で、
受け取りの場合、

手取りは、
約84万(税率18%)。




さらに

消費税が、
10%かかるので、

使えるお金は、
約76.9万(税率23%)
です。



▼これ見て
第三号被保険者のままだと年額88万円
22歳で就職して、
4年ほど会社員をして結婚し、

60歳まで
第三号被保険者でいた場合、

年額88万。




少ない・・。
老後しんどいですよね。




だから

扶養を抜けて、
社会保険に加入しましょう

ということなのだけど、




パート主婦なら、
勤め先の社会保険に
加入できるけど、




働いてなければ、
第二号被保険者ではなく、

第一号被保険者になるから

  • 国民健康保険
  • 国民年金

を個人で負担することに
なります。




国民健康保険は、
所得ゼロなら、
そこまで高くないけど、

国民年金は、
16,980円/月だよ。

※令和6年度




年間20万ほど、
家計費から捻出して、

65歳から
80万~90万/年ほどの
年金を受け取るのは、


低年金。

だいぶ
コスパ悪いよね・・。



議論すれば、
新しい課題も見えてくるし、

働かない選択をする人も
いるので、




段階を踏んで、

働かない(働けない)人も
負担が増えないような
改正案を期待します。




そして

国民全員、
社会保険に入ろう!の声に、

一番しんどいのは、

事業主

だと思う。




長くなったので、
また明日書きます。

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