起業したきっかけは、副業で親子向けマネーセミナーを開催したことがはじまりです。
親子向けおこづかい教室を開催していました。
今は、やっていません。
オファーあればやってもいいけど(笑)

やりながら思ったのは、子ども向けの講座っていうのはどこか他人事で、継続して取り組んでくれる親子が少ないことと親のマネーリテラシーを上げないとダメだよなって思ったからです。
あとは、コスパの問題。
1回の開催で10組の親子を集客したとしても、たった10世帯の親子にしか伝えられなくて。
保険相談につなげる営業ツールであれば、それでも充分だけど、特にそういうのもなかったから体力的にしんどくなってやり方を変えました。

こんな感じで、高校や大学に訪問して講座を開催しています。
流行りの投資の話は、ほとんどせず。
投資よりも大切な3つの話をしています。
今日は、子どもに伝えたいお金の話3つ。
子どもに伝えたいお金の話
投資の話は、あまりしないのは何で?
投資は、実践して取り組むものです。お金を稼いだことのない学生には、投資より先に知ってほしいお金の話があります。
2022年4月から高等学校の家庭科に「資産形成」というものが含まれました。
指導内容の中に「投資教育」というものがあり、投資が身近な存在になるような内容です。
マニュアルも読みました。
勉強にはなるし、内容も違和感を覚えるものじゃないです。
でも、伝える人は現役の先生です。先生たちも伝えられるくらい投資に精通しているかと言えば、そうでもない人が多いし、指導内容の意図をしっかり理解して伝えられるかはわかりません。
投資って、自分で実践しないと身につかないものだと思います。
なので、私は「投資教育」より以下の3つのことを話すようにしています。
社会保険と税金の話
まずは、社会保険と税金の話。
年金、健康保険、介護保険、雇用保険の仕組みや所得税、住民税、消費税などの税金の使い道について。
お給料を受け取ってから天引きになっているものを理解することで、お金について自発的に考えるようになるからです。
社会保険と税金を学ぶことで、運営する政治が身近な存在になっていき、政治に対する関心も高くなると思います。
詐欺について
最近だと持続化給付金の不正受給で、逮捕された若い人が多かったですね。
詐欺行為の被害は、後を絶ちません。
詐欺に合うだけならいいけど、加担して逮捕されてしまったら、一生を棒に振ることになります。
成人年齢が、18歳に引き下げられた今、高校3年生でも未成年者取消権が適用されない場合が出てきます。
詐欺は、被害者だけでなく、加害者も被害者になってしまうことを強く伝えています。
働く楽しさ
社会に出て働くことで収入を得る!
収入を得たら、納税する!
何より働くことの楽しさを伝えるべき。
投資は、働いて稼いだお金ではじめるもので、楽してお金を稼ぐものじゃないです。
子どもに伝えたいお金の話 3つ まとめ

私の子どもは、産まれた瞬間からNICUに入院し、たくさんの税金にお世話になりました。
子ども医療証と行政の助成で、医療費は全て無料でした。
児童手当や高校無償化など税金の使い道は、子育て世帯に組み込まれています。
本音は、もっと組み込んでほしいですが(笑)
国は、小さな命にたくさんの税金を使います。
その子たちが、社会に出て働くことで、税金を納める側になります。
お金は、ぐるぐる回っているんですよね。
身近な先生(親)として、子どもにお金の話を伝えていきたいですね。
子どもに伝えたいお金の話3つでした。最後までお読みいただきありがとうございました。