auの通信障害、現在はおおむね回復したとのこと。
皆さんは、大丈夫でしたか。
私は、別のユーザーなので特に支障はなかったですが、auやUQモバイルなどのau回線を使った格安SIMを活用している人は、突然のことでびっくりしたのではないでしょうか。
私の友人や仕事仲間も
「電話ができない」
「公式LINEが使えない」
とつぶやいていたり、ラインが来たりしました。
通信障害の話題が出ると
「格安SIMってどうなんですか?」と質問が来ることがあります。
多くのファイナンシャルプランナー(以下FP)が、通信費の削減に格安SIMに切り替えるなんて提案をするんですが、私は格安SIMはオススメしないって決めています。
今日は、格安SIMをオススメしない理由の話。
格安SIMをオススメしない理由
都心部でもない限り、使えるところが限られているからオススメしません。
私が、格安SIMをオススメしなくなったのは、支出を削減することだけが、FPの仕事じゃないと気づいたからです。
愛知県でも名古屋から離れていくと使っている人に出会うどころか格安SIMを知らないっていう人が多いです。三河方面は、docomoユーザーが多いかな。(偏見だったらごめんなさい)
FPの仕事は、固定費の削減じゃありません。
大半の人は、通信料が安くなるからって切り替える人が多いけど、以下の理由も切り替えの検討材料に入れてみてください。
地方に行くとdocomo以外はつながらない
地方に行くとdocomoユーザーが多いのは、つながらない場所があるからかもしれません。
docomoは、自動車電話から発展していったので、道路沿いでもつながるところが多いですが、格安SIMは、都心部の若いユーザーから広がっていったので、地方に行けばいくほどつながらないところが増えていきます。
山の中では、使えない
格安SIMは、山の中では使えないことが多いです。
以前キャンプに行った時に、格安SIMを使っていた友人が困っていたのを覚えています。
キャンプならよほどのことがない限り安全ですが、登山だとどうでしょう。山の中で転んでケガしても助けを呼ぶことすらできません。
PCに弱いと使いこなせない
アンドロイド設定ができる人、周りに助けてくれる詳しい人がいればいいのですが、設定変更の際に困る人が多いです。
ahamoやUQモバイルは、切り替えだけなら窓口でも対応しているけど設定の変更なんかは、アプリのチャットポッドなどを使います。
友人の勧めで格安SIMに切り替えた人は、画面を割ってしまった時や設定の変更をしたい時にショップがないから困ると話していました。
その方が切り替えたのは、ペンギンモバイルだそうです。
ペンギンモバイル、確かに安いけどネットワークビジネスだからね。
ペンギンモバイル、代理店を増やすごとにポイントが貯まるネットワークビジネスです。代理店が、その後のアドバイスをしてくれるわけじゃないので、自分で何でもやらないといけません。PCに弱い人は、安易に手を出さない方がいいですよ。
私が、節約になるからと格安SIMをオススメしない理由 まとめ
格安SIMは、地方の人からしたら使えないものにお金を出すようなものです。
FPは、経済面を整える仕事。
その人の生活を汲み取った提案が大事なので、格安SIMをオススメすることが少ないんです。
地方だと自動車もそうですね。
名古屋に住んでいると自動車とかほとんど乗らないので、車を持たずに公共機関やレンタカーで移動することが多いです。でも、その感覚で三河方面の人に「固定費の削減をするなら車を手放しましょう!」と話しても無理ですよね。
ないと困る人に「手放しましょう」という提案は、提案じゃないです。
目に見えるお金の動きじゃなくて、顧客目線のお金の動きに目を向けて提案していきます。
中立的なFPじゃなくて、顧客よりのFPね♡
私が、節約になるからと格安SIMをオススメしない理由について書きました。最後までお読みいただきありがとうございました。