私のこと

2022年上半期 振り返り

2022年上半期の振り返り

早いもので、2022年の半分が過ぎようとしております。

振り返ってみるとはじめてが多い2022年上半期でした。

はじめての長期入院&手術、NICU通い、SNSストップ、給付金請求・・・etc

2022年当初に掲げていた目標の3分の1は達成、残りの3分の2は手つかずという感じです。資格の合格っていう目標もあって、あと半年で達成できるのか?苦笑

このブログでは、2022年上半期を振り返ってみようと思います。

2022年上半期 振り返り

FP仁美ママ

ほとんど病院で過ごしました。仕事は、全くと言っていいほどやっておりません(笑)

はじめてが多い2022年上半期。

妊娠を機に昨年12月まで所属していた青年経営者研修塾を退塾し、仕事の時間以外は、家庭に力を入れられるようにしました。辞めるときは、未練たらたらだったけど大正解。続けていたらパニックに陥っていたと思います。

辞める決断をさせてくれた塾長には感謝しています。

仕事は、テレワーク9割。セミナーや研修も1件を除き、全てオンラインで対応しました。

私の働き方改革を推進してくれたのは、妊娠だった気がします(笑)

安定期に入り、夫と神戸旅行に行ったり、少しリッチな場所でランチしたりとのびのび過ごしていたのですが、2月(妊娠23週)に入り、胎児発育不全の疑いでスクリーニング検査を勧められました。

え・・・。

頭がパニックで、その日は泣いて(なぜか徒歩で40分かけて)帰りました。

スクリーニング検査は、障害や先天性疾患などを事前に発見するための検査です。結果、赤ちゃんに問題はなかったんだけど何で赤ちゃんが小さいのか原因不明。

胎児発育不全については、また後日書きたいと思います。妊娠23週~25週の間で、60gしか赤ちゃんが大きくなっておらず、26週に入り総合病院に転院となりました。

はじめての長期入院&手術

40日間の長期入院、手術。一言では伝えきれないので、またゆっくり書きたいと思います。

赤ちゃんに少しでも栄養がいくように、食事とシャワートイレ以外は、絶対安静。

一日中、ベッドで寝て過ごすだけ。

ゴロゴロ過ごすのは好きだけど、一日中、何もしないってこんなに大変だなんて知りませんでした。何かしている方が楽ですよ。

入院中は、自分を責めて泣いていました。

病院食を食べる時は「赤ちゃんに栄養が届きますように」と毎回祈りました。

27週、28週、29週・・・。

あと1日、あと1日と少しでも長くお腹で過ごせるように祈りました。

30週に入り、赤ちゃんの心臓部など長い時間をかけてエコー検査をしました。

結果、母体(私)も赤ちゃんも大きな異常なし。発育しないのは、胎盤とへその緒を結ぶ臍帯の位置が隅っこに付着していたのが原因じゃないかと言われました。

とりあえず、赤ちゃんは小さいけど元気!ということで少しホッとしました。

30週、31週と100g単位だけど緩やかに発育はしていたので、少し余裕が出てきたのもつかの間。32週目に入り、発育が見られなくなりました。

医師「もしかしたら帝王切開で母体から出すかもしれないからリンデロンという肺成熟を促す注射をしましょう」と告げられ、いよいよかという感じに。

筋肉注射、痛かったです(笑)

赤ちゃんの肺が成熟されるのが、妊娠34週目と言われており、何とか34週目まで母体で育てたいというのがありました。体外からは、何もできないのが本当に悔しかったです。

お腹の張りも10分おきとかに増えて、貼り止めの薬や点滴もはじまりました。手足が震え、身体のほてり、吐き気もありました。採血も合わせると47本の注射を打っていました。

あと1日、あと1日が本当に長くてしんどかった。。

33週目のエコー検査で、32週目と推定体重が変わっていませんでした。幸い赤ちゃんは元気だったので、もう少し様子を見ましょうとのこと。34週になっても変わらず。ついに子宮内発育停止と診断。羊水の量も減っていました。

医師「幸い、赤ちゃんは元気。母体から出してNICUで治療した方がいいでしょう」という判断に。

34週目だと平均推定体重が1,800g~2,000gに対し、私の赤ちゃんは1,400g前後という大きさでした。

翌日に手術日が決まり、不安なまま分娩台で緊急帝王切開。麻酔で意識がもうろうとする中、開始10分くらいで出産。(泣かないだろうなー、呼吸できるかなー。)という不安が上回り、産まれた瞬間はよくわからなかったです。

ですが・・・

赤ちゃん「ほぎゃー、ほぎゃー、ほぎゃー ><」

手術室から拍手。

予想以上に大きな産声をあげて産まれてきました。

折れてしまいそうなくらい細くて小さな身体。すぐに処置が施されました。

早産だったので、産毛も生えていて赤身を帯びた赤ちゃんでした。だから「赤ちゃん」って言うんですね。うろ覚えですが、手足をパタパタさせて元気に動いていました。赤ちゃんは、NICUに行っちゃったけど、この世のものとは思えないくらいとても可愛かったです。

術後は、クタクタでした(笑)

帝王切開は、手術中の痛みはそこまでしんどくなかったです。でも、麻酔が切れた後に傷の痛みが一気に押し寄せてきます。さらに子宮が収縮する後陣痛もダブルで。。

激痛でした(苦笑)

帝王切開は、手術中より術後がしんどいのですね。人によりますが、私は2日目まで動けず、売店やNICUへは車椅子で運んでもらいました。

はじめてのNICU

総合病院に併設するNICU。私も赤ちゃんも大変お世話になりました。後日談も含め、またブログに書こうと思います。

入院中は、必死で搾乳して母乳を届けました。

私「今、できることはこのくらいなので」と言うと

看護師「母乳を届けるということは、お母さんしかできないことです。素晴らしい仕事ですよ。」と励ましてもらい涙が出ました。

産後って頭がおかしくなりますね(笑)

余談ですが、マタニティブルーズが酷かったです。涙もろくなりました(笑)

ホルモンバランスが整うまでは、情緒不安定になるのは普通のことだそうです。世のお父さん、お母さんを労ってあげてください。悪化すると産後うつになる人も多いので。

NICUは、新生児集中治療管理室といって小さく産まれた赤ちゃん、呼吸の助けが必要な赤ちゃんを集中的に管理・治療する施設です。赤ちゃんの心音や酸素濃度などのブザーが鳴り響き、殺伐としていました。

1,000g未満で産まれてきた赤ちゃん、障害児の赤ちゃんなどが、治療を受けていました。

私の赤ちゃんも最初の1週間は、保育器の中で治療を受けていました。

保育器には入っていたけど、口からミルクを飲む練習をしていました。リンデロンが効いていたのか身体の臓器に大きな問題はなく、数日後に保育器からコットンへ移動できました。最初の3日間(72時間)が山場だと聞いていたけど、この子は大丈夫だと思いました。

治療を受けてスクスク育ち、唸りや泣き声も大きくなりました。←唸る時、苦しそうなのでびっくりしますね(苦笑)

NICUで治療を受けた後、GCUに移動しました。

GCUは、新生児回復室といって状態が安定してきた赤ちゃんが、引き続きケアを行うところです。GCUは、部屋も明るく保育園みたいな環境でした。

私も沐浴、薬のあげ方、排せつのケア、授乳や抱っこのアドバイスなど退院後に不安にならないように育児指導を受けました。凄く勉強になりました。

約2か月の入院予定が、1ヶ月ちょっとで退院できました。1,500gを越えてから体重の増えが早かったです。発育はのんびりですが、赤ちゃんのペースで頑張っております。

はじめてのSNSストップ

はじめてのSNSストップ。

ほぼ毎日更新していたSNSが途絶え、たくさんDMをいただきました。

高齢出産だったためごく僅かの人にしか近況を話しておらず、ご心配おかけしました。

結果、伝えないでよかったですね。管理入院(ハイリスク妊婦)になっちゃったし。

ルーティーン化しているSNSは、ペース緩めになると思うけど再開していこうと思います。

instagramもご登録ください

まずは、instagramかな?(笑) 画像から飛べます!よかったらフォローお願いいたします。

はじめての医療保険 給付金請求

出産にかかる費用は、限度額証明書の発行や直接支払い制度などを活用しました。

精神的に病む中、お金の心配をしなくてよかったのは大きかったです。

FPでよかった(笑)

民間の医療保険も人生ではじめて請求しました。約2か月くらいご飯を食べられる金額を受け取りました。私のような個人事業主は、会社員のように出産手当金や育児休業給付金などはないため備えた方がいいですよ。

身をもって知りました。

切迫早産や胎児発育不全は、どれだけ健康な女性でもなる可能性があります。妊娠高血圧症候群や糖尿病、腎不全で入院したり、妊娠ストップ(緊急帝王切開)する可能性もあります。

妊娠を計画する際は、保険の見直しもオススメします。

妊娠したら、多くの保険会社で保険に加入することが出来ないためです。※母子手帳で経過が安定していることが証明できたりすると加入できる保険会社もあります。

ちなみに以下のような場合は、経腟分娩でも医療保険の対象となる可能性があります。

  • 経腟切開手術をした
  • 医師が緊急と判断してバルーン促進剤を入れた
  • 母体管理入院でMFICUに入院していて経腟分娩となった
  • 母体や胎児に異常があり、帝王切開に切り替わった
  • 死産した

などです。

計画的に促進剤を入れた場合(計画分娩)や麻酔分娩(無痛分娩)などは対象外です。

過去2年以内の出産であれば給付金の対象となるので、「もしかしたら?」という方は、診療報酬明細書を保険担当者に確認してもらってくださいね。

何のために生きるのか

さすけん

母子ともに無事に退院できてよかったね!

上半期は、病院にいた期間が長かったので、1日がとても長く感じました。赤ちゃんが退院してからは、あっという間に過ぎ去りましたが(苦笑)

あれだけ経営塾で何のために生きるのか考えまくっていたんだけど、生死を目の当たりにして答えが1つ出ました。

子どもを産む・育てることに正解はないです。

けど・・・

母親が笑顔で、子どもも一緒にいて幸せなこと。

これは、子どもを産む・育てるの正解に近いんじゃないかな。

何のために生きるのか!

毎日楽しく過ごして、笑顔でいるため?かな。

一人の母親であっても、一人の人間です。

好きなことは、母親だからって我慢せず思いきってやればいいと思います。周りがこうだから私もって感じではなく、自分で取捨選択すること、決断することが大事ですね。

キャリアを目指してもいいし、専業主婦になるのもいい。飲みに出かけたっていいと思います。そういった選択をして笑顔でいられるなら。自由気ままとは違いますよ!

そのためには、周りのサポートや情報を知っていることがとても重要だと感じます。

幸い、家族もポンコツな私を助けてくれています。

下半期に向けて

1月に手帳に書いた10個の目標は、3分の1ほど達成したものの全然手つかずなのもあります。

9月に資格試験もあるので、計画立てて取り組んでいきます。

心が折れかけているけど・・・。

でも、しばらくは子育て優先で日々の成長を楽しみながら過ごすことを選択します。

家族だけじゃなく、家事代行やベビーシッターも活用しながら、私自身が笑顔でいられる環境をつくって楽しく過ごしたいですね!

2022年上半期 振り返り まとめ

振り返ればあっという間の6ヶ月でした。

でも、入院期間は長かったー。そして家族の絆がより深くなりました。産前産後、夫からされたことは一生覚えていると聞くけれど本当そうだと思います(笑)

私と同じくらい不安だった思います。でも、前向きな言葉を毎日かけてくれました。コロナ禍で面会謝絶な中、着替えやお花を届けてくれたり、退院後も育児にすごく協力的です。

皆さんは、どんな上半期でしたか。笑顔で過ごせているといいな。下半期も楽しみましょうね!

長くなりましたが、2022年上半期の振り返りを書いてみました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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